【書評】『コンサル1年目が学ぶこと』から学ぶ、お金を増やす人の仕事術
「節約には限界がある。ならば、収入を増やすしかない。」
お金を貯めたいと考える人の多くが、一度はこの壁にぶつかります。
でも、どうやって収入を増やせばいいの?
そんな方におすすめしたいのが、ビジネススキルを磨いて“仕事で成果を出す”という考え方。
今回は、ロジカルシンキングや資料作成術など、「成果が出せる人の共通点」がぎゅっと詰まった一冊、
📘 『コンサル1年目が学ぶこと』(大石哲之 著)を紹介します。
『コンサル1年目が学ぶこと』とは?
この本は、コンサルティング業界で培われた「生産性の高い働き方」や「成果を出す技術」を、誰でも使えるように解説した入門書です。
著者は、外資系コンサルで実績を積んだ大石哲之さん。
「1年目の自分に贈りたい本」としてまとめたこの一冊は、今すぐ使える実践知で溢れています。
お金を貯めたい人が、この本から学ぶべき3つのポイント
① 仮説思考で「ムダな努力」を減らす
「仮説なくして行動するのは、地図なしで旅に出るのと同じ」
お金を貯めるにも、収入を増やすにも、「行き当たりばったり」ではうまくいきません。
この本では、まず仮説を立ててから行動する、というコンサル思考を学べます。
例えば:
- 「副業で稼げるかも?」→まずは1ヶ月だけやってみて検証
- 「この支出は不要かも?」→1週間やめてみて困るかチェック
→ 時間もお金も「思いつき」で使わない習慣が身につきます。
② ドキュメント力=“伝える力”でチャンスが増える
「伝わらなければ、成果も半減」
社内外で「伝える力」がある人は、信頼されやすく、評価も上がります。
この本では、シンプルで伝わる資料やメールの作法が具体的に紹介されています。
ドキュメント力が上がると…
- 副業のプレゼンが通りやすくなる
- 上司に評価され、昇給・昇格につながる
- ブログやSNSでも信頼されやすくなる
→ 収入につながる“発信力”が手に入ります
③ 「成果主義の思考」が収入アップの鍵になる
「頑張った“風”では意味がない」
この本の核にあるのは、「プロは結果で評価される」という厳しくも現実的な考え方。
自己満足で終わらず、常に「結果=成果=収入」にこだわる視点は、貯金体質にもつながります。
具体例:
- 「家計簿を続けて満足」→ではなく、「どれだけ支出が減ったか」をチェック
- 「副業を始めただけ」→ではなく、「月いくら稼げたか」を見直す
→ 数字で成果を追い、改善していく姿勢が、お金の貯まる人の共通点です。
なぜ“お金を貯めたい人”にこの本が必要なのか?
家計管理や節約も大事ですが、収入を伸ばせれば、貯蓄スピードは加速します。
そして収入を伸ばすには、「成果が出る働き方」が欠かせません。
この本に書かれているのは、コンサルだけでなく、
会社員、副業ワーカー、フリーランス…すべての人に通じる「稼ぐための考え方」です。
まとめ|“仕事力=お金力”。まずは1つから試してみよう
『コンサル1年目が学ぶこと』は、
「仕事がデキるようになって、結果的にお金も貯まる」――そんな人を増やすための一冊です。
- ✔ 仮説思考でムダを削る
- ✔ 伝える力でチャンスを得る
- ✔ 成果主義で改善し続ける
1つでも行動に移せれば、あなたの時間とお金はもっと味方になります。
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